マーキンス LC-R1は、キヤノン EOS R 用のサブプレートです。
カメラプレート PC-R1 と組み合わせることにより、安定した縦位置撮影ができる L-プレート（L型ブラケット）としてご使用になれます。

L-プレートは、正位置でのみ雲台に装着できるカメラプレートに対して、縦位置でも正位置でも装着できるＬ型のプレートです。
カメラプレートで縦位置にする場合、雲台を90度傾ける必要がありますが、L-プレートの場合は雲台を傾けるかわりにカメラを縦位置にして雲台に装着し直します。
雲台を90度傾けますと、カメラやレンズの重心が三脚の中心軸から横にそれることになりますので、機材の重量に比例して三脚の安定性は低下します。
LC-R1は他のL-プレートと違い、正位置での装着溝方向と縦位置での装着溝方向が異なる為、光軸は90度変ってしまいますが、EOS R の横開きバリアングルが干渉することなく使用できる設計になっています。
マーキンスのL-プレートは、航空機の素材としても使用される軽量で強固なアルミ合金を削り出し、バレル研磨の後、高度の硬質アルマイト加工を施しますので、表面が非常になめらかでかつ耐摩耗性にずば抜けています。
また、線や面のとりかたが非常に美しく繊細ながらもシンプルで、軽量化・安定化のためのさまざまな設計ノウハウが反映されております。
軽いのに機材をしっかりとホールドし、ブレのない安定した撮影をサポートするのがマーキンスの特性です。

※バリアングルの開閉に制限があっても光軸が変らないサブプレートをご希望の場合は LV-170 をお選び下さい。