日本のモノ作りの中心地、燕・三条の地で計測器の専門メーカーとして50年以上の歴史を持つ、株式会社エビス製の様々な水平器ラインナップの中から、かなりコンパクトなモデルのご紹介です。

側面と上面に2つの丸型気泡管を持つこのレベラーは、もとは測量ポールの鉛直や電動工具の水平を測定する目的のものですが、サイズや使い勝手が三脚にぴったりで店長も長らく愛用しています。
ゴム製の取付バンドが付属されていますので、EVポストに巻き付けておけばEVポストの垂直＝雲台取付面の水平がひと目で確認可能です。また取り外して雲台トッププレートに置くだけでカメラ取付面の水平も測定できますので、パノラマ撮影やジンバル雲台使用時、また厳密な構図合わせには欠かせないレベラーです。
三脚やクランプに埋め込まれているレベラーは総じて非常に小型で見づらく、また精度等の表示があるものなどは皆無ですが、計測器の専門メーカーが作るレベラーは完全にベツモノです。直径20mmの丸型気泡管は圧倒的に見やすく、感度や精度も間違いなく、機材の組み合わせによって自在に測定場所を変えることが可能です。