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商品コード: PZ-145N

【KIRK】Nikon D6/D5/D4/D3シリーズ専用カメラプレート

KIRK Enterprise Solutions(KES)により、Nikon D3/D4シリーズ専用に設計されたカメラプレートです。進化し続けるフラッグシップD5/D6にも適合確認が取れております。

マイナーチェンジによりMAGPUL社規格のQDソケットが増設されました。

別次元のフィット感と安定性

KIRKでの専用品の開発は、まず市販版のカメラボディを実際に購入し、実機を元に各部計測をしたうえで設計が始まります。KIRK製カメラマウントはそれぞれのボディ底面の湾曲や凹凸に完全に沿うように切削成型され、前後にも回転方向へもズレてしまうようなことはありません。どのカメラにも使えるという汎用性は、逆に言えばどのカメラにもぴったりとは合わないことを意味します。カメラボディ底面に設けられた、バッテリーグリップの位置決め用穴に篏合するピン部分まで一体成型で削り出され、汎用性をあえて捨て去り、妥協なくフィットさせることから生まれる安定性を最優先としたデザインです

またそのデザインから、カメラと接する部分にコルクやゴムなどを挟む必要もありません。わずかでも弾力のあるコルクやゴムのたわみが振動やブレの原因となってしまうこともあります。

そしてそのデザインは、カメラプレートを装着したままで全てのスイッチ操作とバッテリーの着脱を可能にしています。

湾曲も凹凸もあるカメラ底面にコルクやゴムの滑り止めを挟んで平らなプレートを取り付けるという、いままでの「クイックシュー」とは別次元のフィット感をぜひ体験してください。

本物だけが持つ信頼性

KIRK製カメラマウントは6061-T6アルミ合金の塊(インゴット)からCNC(コンピュータ制御)加工により高精度で削り出し一体成型されています。Al-Mg-Si系の6000番台はアルミ合金の中でも耐食性が高く、T6熱処理をして強度を高めた母材は非常に軽量なうえ強度は2017ジュラルミンに匹敵し、競技用自転車や自動車・船舶・航空機など各種の部品から鉄塔やクレーンまで、腐食に強く軽量でかつ強度を必要とされる部分で用いられるハイグレードな金属です。加えて表面は黒い塗装ではなく硬質ブラックアルマイト仕上げで、硬度の高い皮膜で全体を覆うことにより着脱を繰り返しても傷がつくことはほとんどありません。これは傷がついたら見栄えが悪くなるという話ではなく、クランプで固定する際に傷が潰れただけでしっかりと締まっていなかったという失敗を回避するために必要な機能です。また固定ネジ類は錆の発生による強度低下の心配が少ないステンレス製となっています。

アルカスタイルのクイックリリースシステムではこの使用素材・切削精度・表面処理の3つが非常に重要な要素となり、どれが欠けても安定性、耐久性、安全性などに必ず問題が出てきます。なかには「航空機用アルミ使用」などと非常に曖昧な表示のメーカーもありますが、当然のことながら航空機でも強度の必要のない部分には1000番台のアルミ合金も使用されていますので、キチンと素材名が明示されていなければ全く意味がありません。アルカスタイルの広がりにより、中には巣が入った鋳造アルミを塗装しただけというプレートも存在し、実際に流通しています。新品の見た目ではなかなか判断できない部分ですが、全ての面で間違いなく優れているからこそ当店ではKIRK製カメラマウントを自信を持ってオススメしています

新たに広がる価値

カメラプレートはボディ底面の三脚ネジ穴に付属のネジと六角レンチで固定します。あえてひと手間かけて工具を使用する仕様となっているのは、締め加減がわかりやすく確実な装着が可能な唯一の方法だからです。当然のことながら、コインやレバーが立ち上がって指で回すネジでは適正な力で締めることはできません。

しっかりと固定されたプレートはKIRK製グリップやストラップなどアクセサリー類の装着ベースとしても使用可能でストラップループも装備されており、三脚や一脚に固定する以外の用途も広がります。また底面には別の三脚ネジ穴が増設されていますので装着したままで一般の三脚や一脚に固定することも可能です。

また品番末尾にNが付加されたモデルからは底面にMAGPUL社のQD(Quick Disconnect)システムに対応するQDソケットが新たに設けられ、ワンタッチでMAGPUL製スリング等の着脱が可能です。もちろんKIRKの設計に妥協はなく、アルミ合金をただ切削しただけでは金属同士の耐摩耗性に劣るためステンレス製の別パーツを圧入するという徹底ぶりです。もとは自動小銃などを肩から吊り下げ、同時に保持しながら射撃するための本物のスリングシステムですので信頼性は抜群です。

高性能、多機能な現代のデジタルカメラのさらなる付加価値となり、使い勝手を向上して撮影や表現の幅が大きく広がるパーツです。

高まる安全性

プレート底面の左右両端にはセーフティスクリュー Ver.2を取り付けられるようになっています。

アルカスタイルではクランプを僅かに緩めるだけで簡単に左右のバランスや撮影位置の調整ができることも特徴の一つですが、底面だけのカメラプレートでは縦構図での撮影時にはどうしても雲台側で90°傾ける必要がありますので安全性の確保も重要です。プレートにセーフティースクリューを取り付けておけばスライドの限界でクランプに当たり、物理的に脱落してしまうことはありません。もちろん必要がなければ取り付けをせず、スライドさせて機材を着脱することも可能です。

※全てのKIRK製カメラマウントはKIRK製クイックリリースクランプでの使用を前提として製造されています。

アルカスタイルと称して販売されていても他社製クランプは製品のバラつきが大きく、レバーリリースタイプは適合が非常にシビアです。特に中国製品ではメーカーごとの適合データを出せるような現状ではなく、脱落事故の情報も入っていますので安全のためKIRK製クランプとセットでご使用になることを強くお勧めします。

※機材を三脚に装着したまま移動させることは危険ですのでお避けください。また撮影時にもクランプの緩みがないよう充分にご注意ください。

※QDシステムはMUGPUL純正・正規品のみをご使用ください。安価なコピー品など粗悪品がかなり流通していますが使用は厳禁です。また装着する際にはゴミや砂粒などの付着がないかご確認のうえ、確実に装着してご使用ください。

適 合 ・Nikon D3
・Nikon D3x
・Nikon D3s
・Nikon D4
・Nikon D4s
・Nikon D5
・Nikon D6
材 質 本体:6061-T6アルミ合金から削り出し一体成型
表面処理:硬質アルマイトブラックサテン仕上げ
固定ネジ:ステンレス製
重 量 約69g
固定方法 1/4インチネジ・六角レンチにてカメラボディに固定(三脚ネジ穴使用)
付属品 ・カメラプレート固定用 1/4-20inネジ(CPS-1)×1
・カメラプレート固定用 5/32in六角レンチ×1
・セーフティスクリュー(Ver.2) #4-40inネジ×2
・セーフティスクリュー(Ver.2)着脱用 3/32in六角レンチ×1
生産国 アメリカ合衆国
出荷予定日 【メーカー生産終了】
 生産終了のため次回入荷予定はありません
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当店販売価格(税込): 0円
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この商品に対するお客様の声

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  • セーフティネジ

    2016/10/21 投稿者: 誠 おすすめレベル: ★★★★★

    先日こちらのプレートを買いました。クランプの方に書き込みさせていただきましたが、そのご返信に少ネジを付けたほうが良いですよ、とアドバイスいただきましたが、それが生きました。縦位置撮影していて、カメラを外したとき、疲れていたせいもあり、ボディを支えないまま、クランプを緩めてしまいました。幸いセーフティネジを付けていたので、数センチずれてガタンとなっただけですみましたが、セーフティネジが無かったら、多分落下していました。エルプレートで同じ事は無いと思いますが、人間疲れていたり、焦ったりしていると、想定外の事をするものですね。社長さんのアドバイスのお陰で、助かりました。ありがとうございました。取り急ぎお礼まで。

    店舗より : 2016/10/22
    私も個人的には、L-ブラケットにも何らかの脱落防止機構があったらいいなと思っています。「ついうっかり」という魔物はいつどこで襲ってくるかわかりませんね。
    メーカーにも提案したことはあるのですが、まだ分割式のL-ブラケット底面にしか装備されていません。
    今後の商品展開に期待です。

  • 軽量旅行用でしょうか

    2016/10/18 投稿者: 誠 おすすめレベル: ★★★★★

    D4で使っています。一桁機用シンクタンクフォトのデジタルホルスター40v2,0に入れても薄いので問題なく入りますし、取り出すのも引っかかりません。あくまでも軽減旅行用にオススメします。本気で花火とか夜景ですと、ハスキー四段に直付けにします。また、縦位置の安定と中心軸不変はエル字プレートに及ばないと思いますが、重そうなので後者は未体験です。問題点が一つありました。外付けクランプですと、重い機材だと右にしか倒せないです。カメラメーカーは左に倒して使えるように縦グリップを付けていますので、そうしたい方はエル字プレートでしょうね。その意味でこちらはは軽量旅行用だと思います。しかしイイ仕事です。

    店舗より : 2016/10/14
    私個人は2台のD3sともL-ブラケットをつけっぱなしです。
    形状にさえ慣れてしまえば、もともと重量のあるボディですのでL-ブラケットの重さを感じることはありません。
    縦位置グリップがついたボディでも手持ちの縦構図では通常のグリップを下向きにして構えるカメラマンさんもいらっしゃいますので、撮影スタイルは自由です。
    ただどちらに向けても三脚側のクランプが回転しないようにKIRK自由雲台やHUSKY KIRK Modelでは最初から工夫してあります。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。