KIRK Enterprise Solutions(KES)により、各L-ブラケットに装着できるようデザインされたスペーサーです。

KIRK製のL-ブラケットはボディ側面のアクセサリーターミナルも使用できるように作られていますが、左右方向のスライドができないモデルもあります。

使用するケーブルは撮影者によって様々ですし、USBやHDMIのプラグもメーカーによって大きさは違います。ケーブル類をボディに装着した状態で縦位置に固定する場合にクイックリリースクランプに当たってしまったり、ケーブルを通すスペースが確保できない場合に、このスペーサーをL-ブラケットに装着すると約25mmの高さを追加することが可能です。

スライドできるモデルの場合でもL-ブラケットはボディに密着させておいた方が安定することは間違いありませんので、よりシビアな撮影結果を追求される方にはベターな選択肢です。

KIRKの設計はこのようなアクセサリーでも手抜きはなく、スペーサー本体もすべてアルミ合金からの削り出しですので縦位置撮影でのブレも最小限に抑えられます。付属の六角レンチで2本のネジを締め付けることにより、がっちりと取り付けることができます。